こんにちは。佐藤大樹です。
今日は「最強のイエスマン」という概念について書いてみたいと思います。
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そのペルソナは合っているのか?
まず、どう考えても「イエスマン」って悪いイメージしかないです。
目上の人に媚びへつらう背中の曲がった半笑い男。
ちょっとくたびれたスーツに、革靴の紐を解かず、つま先をコンコンってして履くタイプ。
Excelの関数は全部知ってて、彼に頼めば爆速なのに、あまり社内には知られていない。
会社の近くのランチのお店はGoogleMapで料理の種類ごとに分けてピンを打つ偏屈な感じ。
ハンカチだけは毎日アイロンにかける変な几帳面さを持つ中堅男性社員っていうイメージですかね僕は。
偏見ですかね、すいません。後半2つはおれのことじゃねえか。
そんなイメージの「イエスマン」に「最強」を掛け合わせてみました 〜シャリアピンソースソースを添えて〜
イエスマンよ立ち上がれ
イエスマンの地位向上のため、私は今日筆をとった次第であります。
組織を強くするとき、指揮系統を正常に保つ時に、イエスマンが必要だと僕は思うのです。
例えばこんな状況のときとかです。
よくある組織図と思います。
事業が成熟して、社長が現場に介入しなくとも回り出した頃ですかね。
従業員が20人くらいの中小企業ってこんな感じですかね。知らんけど。
ギルギルタウンはまだ残念ながらその状況にないのですが、現場が幸いうまく回っていると、社長は現場に必要なくなりますよね。いい意味で。
そうなると、現場を統括するのは各部署の役職員か、No.2的ポジションの人だけでOKとなります。
となると、現場の感覚としては、「社長何やってるんだっけ?」「No.2のAさんに全部聞いたらOKじゃね?」となります。
社長はそんなときは当然次の一手を考えてるし、内部がよりよくなるような施策を考えていますが、そういうのは現場には見えづらいのでかわいそうですね。
社長と協議するまでもない事案は現場で役員なりNo.2がさばけばいいと思うんですが、大事な事案については、当然社長の判断で進めるべきです。
そんなときこそ最強のイエスマンの出番だと思うわけです。
特に「No.2こそ最強のイエスマンたれ」と思うのです。
例えば、営業領域から、お客さんのニーズがぶ厚い事業仮説が生まれてきて、制作領域でも、技術領域でも実現できるとわかった。
しかも儲かる。でも技術領域に負荷がかかりすぎる可能性がある。
さあどうする?No.2
営業からは、お客さんも獲得できるし儲かる優良案件!
制作からは、クリエイティビティ発揮できるおもしろ案件!
技術からは、ソフトとAIの開発楽しそうな知的好奇心案件!
既存事業は維持の方針で、新規を広げていく方が会社のためになると考えているNo.2。
技術チームの負荷を減らして、既存事業のアップデートに注力してもらうことこそ先をみた時の今の最適解と考えているトップ。
ここがイエスマンの一番の腕の見せ所かなと思っています。
つまり、とにかくバトるべし!だと思っています。トップ vs No.2、です。
No.2は、現場から出てきた声をトップにまで上げ切ること。それをトップの意思決定にまで繋げること。
そのためには、トップとの考え方の違い、方針の違いを正面からぶつけ合って、
どちらが今自分たちにとって必要なことなのかを戦わせて検証してみないといけないと思っています。
漫画”キングダム”とかでよく見る模擬戦みたいなイメージです。
当然、トップも人間なので間違えます。
だからこそ、付和雷同せず、現場の声を拾ってきて、No.2なりの理屈を組み上げ、
会社の理念と照らして熱量でトップをねじ伏せにいく必要があると思っています。
そのNo.2の意見や方針が会社として目指す方向とズレているなら、
正面切ってトップは理屈と熱量で正しいと思う方向を示さないといけないと思っています。
「最強のイエスマン」としての矜持
そいつをリーダーと決めたら、リーダーの意思決定に従う。
ただし、盲目的に従わない。常にNo.2はトップと意見をバッチバチに戦わせる。
ゴリッゴリの戦闘をしてみて、トップの意見が正しいことを立証することがNo.2の役割。
そのための資金石・リトマス紙になることだと思っています。
トップの意見が正しいと立証されれば、自分の私見とも、No.2以下のメンバーの意見とも違っても、
率先してトップの方針に従い、先頭を切ってその意思決定を前に進めていく。
「戦闘→立証→承服→実行」のプロセスです。
立証の結果、トップが正しいとなったら、YES BOSS!で従う。
手のひら返しと言われたらそれまでかもしれませんが、僕の思う最強のイエスマンの矜持は
「戦闘→立証→承服→実行」のプロセスの中にあると思っています。
このプロセスがあれば、現場とNo.2でのクーデターは起きないでしょうし、
現場の意見は、最後はNo.2がトップまで持っていってくれる流れがあると認知されるでしょうし、
現場を知っているNo.2を上回る理屈と熱量を持っているトップはやっぱり支えるに足る人だ、となるのかなと。
はい、お察しの通り、妻に対しては”ただの”イエスマンですよ私は。戦闘とか欲してません。
